考える力・プラス講座1年生4月号レビューその4。全体の感想
進研ゼミ小学講座「考える力・プラス講座1年生」2023年度4月号について、実際に受講してどうだったかを書いていきます。
その4では、4月号全体の感想を書いていきます。
その1(講座概要/届いた物について)はこちら
その2(テキストについて)はこちら
自由な発想ができる
<チャレンジ>4月号は、答えが決まっている問題ばかりでした。
国語は文字の練習や文章の抜き出し、算数は数えて数字を書く問題がメイン。
一方、「考える力・プラス講座」4月号では、別解を考えたり、自分の考えを答えさせたりする問題がメインでした。
さらに、設問に沿った解答でなくても、何なら解答が全く書けなくても、「考えただけで◯」という自由さ。
ブレインストーミングの様な印象でした。
解答欄も自由記述有。書き練習中だと難しい?
自由解答の問題は、空欄の〔 〕のみの解答欄になっていました。
マス目にバランス良く文字を書くことすら練習中の我が子には、まだ書きづらかった様で、文章が次第にナナメになっていき、解答欄からはみ出してしまいました。
我が子は、<こどもちゃれんじ>で3年間ペーパーワークをやってきましたが、マス目に書く問題しかなかったので、戸惑っていました。
また、学校のプリントや宿題でも、(4月の現時点では)マス目に書く問題ばかりです。
文字数制限がない自由解答なので、解答欄が〔 〕になるのは仕方ないかと思いますが、慣れの問題でしょうか…。
やる気UPのしかけはほぼ無
<チャレンジ>と異なり、子どものやる気をUPさせるしかけは、各ワーク終了時に貼るシール程度。
このシールを全て貼る(=全てのワークを終える)と絵が完成しますが、我が子のやる気には影響なかった様です…。
<チャレンジ>よりも、子ども/保護者ともに負担が大きい
入学すると親子双方がやる気不足に
入学すると、慣れない学校生活で疲れ気味で、宿題をやるのが精一杯に。
「考える力・プラス講座」に取り組むのを嫌がる様になってしまいました。
そして、親の私も、入学準備→卒園関連→春休み→新生活、と疲労が溜まっており、「今日はやらなくても良いか」となってしまいました…。
(<チャレンジ>4月号は入学前に終了)
「考える力・プラス講座」の問題は頭や時間を使うものばかりのため、クタクタの時に取り組むのは厳しかった様です。
また、学校が休みの日も、予定があったり、「お休みの日は勉強しない!」と言い出したりして、休みの日に巻き返すこともできませんでした。
一方、我が子は<チャレンジ>5月号(紙教材)が届くのを楽しみにしていたので、私が
「そろそろ<チャレンジ>5月号が届くけれど、『考える力・プラス講座』4月号が終わらないと、<チャレンジ>5月号は渡さないよ!」
と言って、何とか終わらせました。
(<チャレンジ>は前月20日頃に届くとの口コミを見たので、4月中旬にこの声かけをしました)
最近は、帰宅後も少し余裕が出てきたので、5月以降どうなるか様子見です。
指導者(保護者)の付き添い&予習要
手引きには、最初の3か月間目安で付き添い推奨とありました。
実際、入学したての子どもには不慣れな問題/解答の形式なので、指導者(保護者)の付き添いが必要と思われます。
付き添わないと、頻繁に呼ばれかねません笑
また、記述式や自由解答問題が少なくないので、事前に指導者が手引きで予習しておく必要もあります。
これらの点もまた、新生活で疲れ気味の私にはきつかったです…。
向き不向きが分かれそう。もっとやりたがる子向き?
前述の通り、「考える力・プラス講座」4月号は、特に入学という新生活開始直後の親子には負担が大きいと感じました。
私は専業主婦&一人っ子親ですが、それでもきつかったです。
(個人個人の体力の問題かもしれませんが)
とはいえ、それ以上にやる気がある子なら、メリットの方が上回るかと思われます。
具体的には、以下の様な子です。
・やる気UPのしかけがなくても自主的に勉強したがる子
・思考力問題が好きな子
・<チャレンジ>だけでは時間を持て余してしまう子
つまりは、「<チャレンジ>だけでは物足りず、『もっとやりたい!』と、自主的にペーパーワーク(特に思考力系)をやりたがる子」に向いている講座です。
我が子は、正直に言って、<チャレンジ>のみにしようか考えてしまう程の取り組み具合でした。
とはいえ、新生活の疲れを考慮し、5月号の様子で継続判断したいと思います。
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以上、「考える力・プラス講座1年生」4月号レビューでした。
5月号のレビュー記事はこちら↓