考える力・プラス講座1年生6月号レビューその2。理科実験/赤ペン先生/全体の感想
進研ゼミ小学講座「考える力・プラス講座1年生」2023年度6月号について、実際に受講してどうだったかを書いていきます。
その2では、理科クラフト「くにゃくにゃ しつどセット」や、赤ペン先生、6月号全体の感想について書いていきます。
その1(届いた物/テキスト)はこちら
「くにゃくにゃ しつどセット」
濡れると曲がりやすい紙を使って、紙が曲がる時の決まりや、因果関係を考察する教材。
・くにゃくにゃシート
片面だけ濡らすと曲がる
・おてんきシート
空気中の湿度が高いと曲がる
・フラワーしつどけい
空気中の湿度が高いと閉じ、低いと開く紙製の花
の3種類の紙が入っています。
これらの紙が曲がる具体的な仕組みは、テキストや手引きに、保護者向けの解説があります。
実際には、「曲がる」というより巻物の様に丸まりました。
湿度が低い日は曲がりにくいですが、浴室の前に置いておいたら曲がりました。
赤ペン先生のもんだい
概要/仕様
4月号レビュー記事に書いています。
返却までの日数
月曜夜提出(ネット)→翌日の火曜夜に返却でした。
記述問題にもかかわらず、約24時間後に返却されて驚きました!
(しかも<チャレンジ>のよりも速い)
追加問題も有
今月号も、算数は追加問題がありました。
追加問題は、答案に赤ペン先生が書いている問題と、答案ビューワーに表示されている問題、1問ずつ。
・答案に赤ペン先生が書いている問題
「赤ペン先生のもんだい」よりも、さらに自由度が高い記述問題。
・答案ビューワーに表示されている問題
答案画面上部の「追加問題」をクリックすると、算数のテーマ「あわせて いくつ」の発展問題(4択)に挑戦できます。
何度でも挑戦可能。
「赤ペン先生が選んだきみ専用の問題」とあるため、子どもによって問題が異なると思われます。
国語は説明文読解。文字数も多め
国語は、テキストと同様、説明文の読解問題。
こちらも、学校の授業や<チャレンジ>より難易度高めでした。
なお、お題の説明文は編集室オリジナルとのこと。
主な感想は、以下の2点です。
・お題の文の文字数がやや多い
今月号でも、同時期に学校で学習する文章より、若干文字数が多かったです。
6月に学校で学んだ『おむすび ころりん』は、276字。
一方、「赤ペン先生のもんだい」のお題の文章は、305字でした。
(句読点のぞく)
そのうえ、「赤ペン先生のもんだい」では、学校と異なり、初見で最初から最後まで一気に読んで問題に答えます。
そのため、我が子は若干負担に感じていました。
(慣れの問題かもしれませんが)
・先月号よりはやさしめ
先月号の物語読解では、言動の裏に隠された下心の理解を問われました。
しかし、今月号は、説明文の該当箇所を抜き出す、素直な問題がメインでした。
6月号全体の感想
チャレンジより明らかに負担が大きい
国語と算数は、
・<チャレンジ>の約5倍時間がかかる
・書く量が多い
という点から、我が子は「めんどくさい」「疲れた」を連発。
集中も続きません…。
1回を2日に分けてやる事が多かったです。
<チャレンジ>は、1回が短時間で終えられる&終える度に魅力的な報酬があるのに対し、「考える力・プラス」はその逆。
(我が子にとっては)
よって、モチベーション維持に苦労しました。
にも関わらず、理科実験と努力賞ポイント(「赤ペン先生のもんだい」の報酬)目当てで、本人は受講継続を希望していますが…。
算数の図は、学校でやらないので戸惑うかも?
<チャレンジ>でも少し登場しますが、たし算やひき算の「合計」「残り」「数の比較」を丸/四角/矢印を使って表す図の書き方は、学校では習いません。
そのため、最初我が子は戸惑っていました。
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以上、「考える力・プラス講座1年生」6月号レビューでした。