考える力・プラス講座1年生6月号レビューその1。届いた物/テキストについて
進研ゼミ小学講座「考える力・プラス講座1年生」2023年度6月号について、実際に受講してどうだったかを書いていきます。
講座概要/特徴
<チャレンジ>の有料オプション講座。
講座名の通り、<チャレンジ>よりも、思考力や自分の言葉で伝える力に重点を置いた講座です。
<チャレンジ>との違いなど、詳しくは、4月号のレビュー記事に書いています。
いつ届いた?
2023年5月31日に、ポストへ投函されていました。
オプション教材だからか、<チャレンジ1ねんせい>より間を空けて月末に届きました。
ベネッセ公式では、当月5日頃までに届くということになっています。
届いた物
今月号も、毎月届く最低限の教材が届きました。
・テキスト
・答えと指導ポイント
・赤ペンセット(「赤ペン先生のもんだい」&専用封筒)
・理科クラフト「くにゃくにゃ しつどセット」
・社会クラフト「ぱたぱたちずカード」(紙製3D地図)
今月号からの入会の場合、以下の物も届くとのこと。
・受講ルールと教材の使い方 1年生〜3年生版(保護者向け受講ガイド)
・活用アドバイスブック
・努力賞プレゼントカタログ(「進研ゼミ 小学講座」を受講していない場合)
テキスト
今月号も、国語/算数/理科/社会/自分作りの5教科。
国語(全3回)
1回目:主語/述語「なにが どう する」ぶんかな?(4ページ)
主語と述語について学び、文章の中で主語と述語がどれかを考える。
2〜3回目:説明文読解『ひょうしき くらべ』(各6ページ)
記述メインの読解問題。
道路標識の色や形が持つ意味を学び、自分でオリジナルの標識を考える問題も有。
算数(全4回/各4ページ)
1回目「もんだい, しき, ずの かんけいを しろう。」
お題の足し算の式になる問題文を選んだり、式に合う図を書いたりする。
→同じ足し算でも、「増える」と「合わせる」とで、図の書き方が異なるとのこと。
また、問題2で、お題の問題文に「あわせて」と書かれていても「ふえると いくつ」の図を選ばせる問題があり、親子で混乱してしまいました。
同じ物を足す=「増えると」
違う物を足す=「合わせて」
と、使い分けを事前に理解した方が、スムーズかと思われます。
2回目「おはなしや もんだいを つくろう。」
お題の図/式/問題文に合う図/式/問題文を、記述で回答。
式に合うオリジナル問題文を考える問題も有。
3回目「きまりを みつけよう。」
答えの数別に並べた足し算カード(計算カード)を見て、「足される数が小さくなる分だけ、足す数は大きくなる」という決まりを見つけ、その決まりを使って穴埋め問題を解く。
答えがお題の数になる足し算の式を全て書かせる問題も有。
4回目「⬜︎に あう かずを かんがえよう。」
・足し算の式の穴埋め問題。
足される数 or 足す数が⬜︎になっている。
・形や絵を使って表した足し算の式を解く。
「同じ形(絵)には同じ数が入る」ということを手がかりに解いていく、論理的思考力を養う問題。
理科(1回目6ページ、2回目5ページの全2回)
「くにゃくにゃ しつどセット」の実験および考察。
詳細は、次記事に書いていきます。
社会(1回目8ページ、2回目4ページの全2回)
けいすけ君の自宅や学校近辺の紙製3D地図「ぱたぱたちずカード」を使いながら、道順説明を考える。
東西南北ではなく、交番や駅などの目印を軸に説明を考えていく。
今月号の1回目も、前半4ページは物語文で、ワークは後半の4ページのみ。
→地図が3Dなので、位置や向きによって目に入る景色が異なることが視覚的にわかり、親子で感動しました。
自分作り(4ページ×1回)
・かいだことがある「におい」や、自分が好きな「におい」について話す
「自分(子ども)はどんなにおいがするか、お家の人に聞いてみる」「家の人はどの様なにおいがするか」という問題も有。
→大人の私も、「におい」を軸に自己分析したことがなかったので、新鮮でした。
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その2では、理科クラフト「くにゃくにゃ しつどセット」について書いていきます。