こどもちゃれんじじゃんぷ総合コース5月号レビュー
ベネッセの年長児向け通信講座〈こどもちゃれんじ じゃんぷ〉総合コースの2022年度5月号について、取り組んだ感想を書いていきます。
〈こどもちゃれんじ じゃんぷ〉概要
公式サイトに説明があります。
「総合コース」「じゃんぷタッチ」「思考力特化コース」の3つのコースから1つ選択して受講します。
届く教材はコース毎に異なり、「じゃんぷタッチ」は、タブレット教材です。
また、受講費は「じゃんぷタッチ」のみ高くなっています。
(12カ月分一括払いの場合、500円/月の差)
我が家は総合コースを受講しているため、総合コースについて記事を書いていきます。
5月号の教材
新規入会者の場合、あわせて、バックナンバー教材や入会特典も届く場合があります。
絵本
フルカラーで、47ページ(目次のぞく)。
一部、DVDと重複しているコーナー有。
特集は「海の不思議」ですが、身近にある海で取れた物(主に寿司ネタ)を紹介するページが、実体験と結び付けられて良かったです。
巻末には、来年度〈チャレンジ1ねんせい〉の広告有。
子ども向けに「チャレンジスタートナビ」の案内もありました。
年長児の親としては、モデルの子が背負っているランドセルがどこのか気になりました…笑
DVD
奇数月号&偶数月号の2ヶ月分で1枚のDVDになっています。
途中入会&退会でも同様。
期間限定ですが、会員向けサイトやアプリでも視聴可能。
また、受講生でなくても、会員向けサイトで収録コンテンツ一覧&サムネイルを見られます。
コース別に、どのコンテンツが見られるかも、こちらで確認できます。
総合コースでは、今月号の絵本の特集をアニメ化したコーナー、キッズワークの紹介、エデュトイの使い方ガイド等が収録。
来年度の〈チャレンジ1ねんせい〉の宣伝コーナーも、バッチリあります笑
パワーアップ!かずシート
4月号エデュトイ(知育玩具)「かきじゅんナビ」の追加シート。
使う際のみ、キーボードの上にセットする形。
「かきじゅんナビ」の裏に収納可能。
その名の通り、1〜10までの数字の書き順ナビが見られます。
書き順は、歌とともに2回繰り返して流れます。
ミニゲームも2つ収録。
・木になっているリンゴが、n個といくつに分けられるかのクイズ
&
↑のクイズに続き、カゴを左右に動かして木から落ちてくるリンゴをキャッチ
・ナンプレ的なパズル
4×4マスの、縦/横/ナナメの列いずれも、1〜4が1回ずつ入る様にする。
正解すると難易度が上がっていく。リセットボタンで初期レベルに戻る
個人的には、ナンプレ的なパズルが登場したのに驚きました。
絵本に解き方ガイドがありますが、やはり、我が子にはまだ難しい様です。
縦に見ても横に見てもナナメに見ても数字がかぶっていないか、という確認をせずに、回答ボタンを押してしまいます…。
キッズワーク
今月号でも、「勉強=嫌なもの」と思わせない仕組み満載。
具体的な工夫の一例をあげると…
・フルカラーで、しまじろう達等のかわいいイラスト満載。
見ているだけでも楽しめる
・全体が1つのストーリーになっており、最後のワークを終えるとストーリーも結末を迎える
・ワークを3つ終える毎に「かきじゅんナビ」の宝箱が開いて、「できたシール」が1枚もらえる
ちなみに、かきじゅんナビの電源をOFFにしていても、ボタンを押せます
・「できたシール」を「できたボード」に全て貼ると、絵が完成
今月号のワークは9つあり、数字を書く(なぞり有・無両方)ワークも登場。
ワークで使用するシールは、ホログラム加工(いわゆる「キラ」)がされており、子ども受け○。
「マンタロウえんぴつシール」を鉛筆にはさんで貼り、マンタロウ(鉛筆)とともにワークを進める形。
「すみっコぐらし」等のカワイイ物好きの我が子は、ワークのかわいらしいイラストを気に入り、楽しく取り組めました。
とはいえ、紙面がごちゃごちゃしていて(視覚刺激が強くて)気が散る、見にくい等と感じるお子さんもいらっしゃるかもしれません。
パワーアップワーク
キッズワークとの違いは、
・ストーリー性はなく、ワーク毎にシチュエーションが異なる
・人間のモブキャラクターも登場
・1つのワークあたりの所要時間が多め
…と、キッズワークよりも、お勉強感強め。
市販のワークに近いです。
今月号のワークは、キッズワーク同様9つ。
ひらがなや数字を書くワーク(なぞり有・無両方)や、似た字形のひらがなを正しく見分けるワークなど。
たとえば、迷路は、キッズワークより長め&条件付きで少々レベルUPしていますが、そこまで大きな難易度差は感じられませんでした。
こどもちゃれんじじゃんぷ通信
保護者向けガイド。
二つ折で、全4ページ、フルカラー。
今月号のワークとエデュトイについて、使い方や、学習のねらい等が書かれています。
理解度チェック&アドバイス活用ガイド
「しまじろうクラブアプリ」が利用できない家庭向け(海外在住、対応端末を持っていない等)に、紙冊子版も届きました。
我が家はアプリで取り組みましたが、子どもの結果別アドバイスの欄を見返すのには、紙の方が手軽で便利です。
問題は、全て選択式。アプリでは、音声で問題を読み上げてくれます。
大きく分けて、「ひらがなの特殊な読み」「数の合成」の2テーマから、各5問出題。
問題には1回しか取り組めません。
問題には今月号の学習内容「数の合成」も含まれているため、5月号のワークを全て終えてから、「理解度チェック問題」に取り組むのが良さそうです。
我が子は、5月号が届く前(配信日の4月25日)に「理解度チェック問題」をやってしまったためか、今月号で学ぶ「数の合成」の正答率がかなり低かったです…。
5月号が届いた後、ワークや「かずシート」のゲームで鍛えた結果、5月下旬の現在では「数の合成」の問題がスムーズに正解できる様になりました。
また、紙はもちろん、アプリの理解度チェックでも、子どもが選択した回答の一覧が見られる点も良かったです。
通常のデジタルワークにも導入して欲しい機能です。
5月号の感想まとめ
数字を書ける様になった
「かずシート」のおかげで、今まで数字を書こうとした事がなかった我が子が、なぞりなしでも数字を書ける様になりました。
ワークへのやる気がさらにUP
キッズワークのマンタロウシールを予想以上に気に入り、「これでワークやる!」とマンタロウシールを貼った鉛筆ばかりを使う様に。
ワーク好きに拍車がかかり、「キッズワーク」「パワーアップワーク」、そしてオプションの「キッズワークプラス」にも意欲的に取り組みました。
以上、2022年度〈こどもちゃれんじ じゃんぷ〉5月号のレビューでした。