こどもちゃれんじぷちEnglish 5月号の感想(1才4か月)
〈こどもちゃれんじぷち English〉の5月号が届いたので、教材をレビューします。
〈こどもちゃれんじEnglish〉(しまじろう英語)は、ベネッセの幼児向け英語通信教育サービス。
〈こどもちゃれんじぷち English〉は2018年度から新たにできたコースで、2才になる学年(1〜2才)が対象です。
カリキュラムは3月号スタートで、2か月に1回、奇数月に届きます。
当記事は、届いた物の紹介&届いた直後のレビューです。
届いて1か月取り組んだ後のレビューはこちら↓
こどもちゃれんじぷちEnglish 5月号を1か月やってみた結果(1才4か月) - 個人の感想です
※2018年度版のレビューです。2019年度以降は変更になる可能性があります。
具体的にいつ届いた?(東京都の場合)
我が家には5/10に届きました。
ベネッセ公式では、奇数月の15日までに届くという事になっています。
会員サイトでDVDの動画が観られるのですが、5/8に5月号分がUPされていたため、早い所では5/8に届いていたのかもしれません。
配送方法は?
郵便局のゆうメールで、今号も配達員の方からの手渡しでした。
2年一括払い特典の教材収納BOXと一緒に届きました(封筒は別)。
教材収納BOX入りの封筒は幅31.5cm。我が家のポストには入らない大きさです。
5月号の教材入り封筒は厚さ4cmです。
封筒は、どちらも3月号とはデザインが異なり、3月号の前に早期入会特典として届いた「おうち英語スタートセット」と同じデザインのビニール封筒でした。
5月号からの受講開始者に届くと思われるもの
これから受講される方向けに、受講開始して最初の号(我が家だと3月開講号)と一緒に届いたものも紹介します。
(3月開講号レビューの転載です)
STARTER GUIDE for Parents
おうちの方向けの手引き。
本コースのねらいや、教材の具体的な取り組み方が書かれています。
"Parents' Support"は各号に特化した内容ですが、こちらはコース全体の手引きです。
受講ルールブック
契約手続きに関する案内冊子。
最後のQ&Aページに、「英語玩具の紛失の場合は有償にてのご購入となります」と書かれていました。
英語体験イベントのチラシ
ベネッセにもこの様なアウトプットのイベントがあるとは知りませんでした。
とはいえ、1才児が参加できるのはほとんどありません…。
ベネッセの英語体験イベント | 世界のどこでも、僕らしく、私らしく | Benesse Global Education (BGE)
紹介制度のチラシ
季節限定の景品も有。〈こどもちゃれんじ〉のとは異なる品揃えです。
5月号の内容
教材は主に3つ+おうちの方向け手引き
〈こどもちゃれんじぷち English〉の教材は、主に以下の3つです。
毎号、これら3つが届きます。
・Picture Book(絵本)
・エデュトイ(知育玩具)
・DVD
〈こどもちゃれんじ ぷち〉にある、ワークブックの様な絵本(シール付)はありません。
なお、DVDに絵本の内容をそのままアニメ化したコーナーがあり、おうちの方が英語の音読に自信がなくても大丈夫な様になっています。
これらに加え、"Parents' Support"という、いわゆる「おうちの方向け手引き」が届きます。
教材収納BOX(2年一括払い者のみ)
これについては別記事に書きましたので、そちらをご覧ください。
絵本 "The Jelly 4 Concert Tour"
タイトルも表紙の絵も、3月開講号DVDでの予告から変わっている様な…(^_^;)
フルカラー16ページのストーリー絵本で、エデュトイのThe Jelly 4が主役。
紙の厚みはそこそこあり、〈こどもちゃれんじ〉の音絵本の絵本くらいです。
大きさは、3月開講号のよりは若干小さくなりました。
参考として、A4サイズのチラシとの比較画像を↓
最初のページは、実写の野菜 or 果物と一緒にThe Jelly 4の紹介。
お話は、DVDの"Fun Time"の「Story "The Jelly 4 Concert Tour"」を絵本にしたもの。
〈こどもちゃれんじ〉の絵本でもおなじみの、めくる仕掛けつき。
文章は英語ですが、下に日本語訳も書いてあります。
一部のページには、おうちの方向けのTips(一口アドバイス)があり、この絵本を子どもに読み聞かせする際の子どもへの接し方/遊び方が日本語で書いてあります。
これがなかなか勉強になります。
上記の通り、DVDにこの絵本をそのままアニメ化したコーナーがあるため、おうちの方が英語の音読に自信がなくても大丈夫です。
この絵本のねらいは「c / gの頭韻(アリタレーション)を楽しむ」。
「頭韻(とういん)」とは、同じ子音から始まる単語を文章内に集めること。
いわゆる「韻を踏む」というものです。
この絵本には、例えばこれらの文が出てきます↓
"Careful, careful, here we come!"
"Goodbye crows! Grape, grape, you are great! Good job!!"
口にするとラップの様で、リズミカルで楽しいです。
絵本の後半は、ほぼ全てこれらの様な頭韻を踏んだ文になっています。
マイリズムプレーヤー&専用ディスク
マイリズムプレーヤーについては、我が家には3月開講号の教材として届きましたので、そちらのレビューをご覧ください。
専用ディスクは、マザーグース(英語の童謡)が収録されている、マイリズムプレーヤー専用のディスク。
仕様は、上記のマイリズムプレーヤーのレビュー記事をご覧ください。
5月号は"Daytime 3"と"Morning"の2枚。
4曲ずつ入っており、どれも1曲が短いため、全曲通しで再生してもすぐに終わります。
"Morning"収録の"Good Morning"のみオリジナル曲。
歌詞は、DVD収録のものならDVDケースに日本語訳つきで載っています。
会員専用サイトには全曲の歌詞が載っています。
オリジナル曲以外は、検索すればネットでもすぐに歌詞が出てきます。
The Jelly 4!
5月号のエデュトイ(知育玩具)。
ねらいは、「ゼリー乗せ遊びやごっこ遊びを通して、英語のやりとりフレーズに触れる」。
マイリズムプレーヤーに乗せて遊べる、プラスチック製のおもちゃです。
これらを乗せるとマイリズムプレーヤーの蓋は閉まらないので、蓋は開けた状態で使います。
蓋を思い切って90度以上奥に倒すと、カチッと音がして蓋の傾きが固定されます。
おもちゃは、ゼリー4種類+ミルクカップ2つのセット。
同じゼリーを連続して乗せると、ゼリー毎に3種類のセリフが順番に出ます。
また、ミルクカップを乗せてもセリフが流れます(1種類)。
ゼリーを外すと4種類ともに"Here you are!"、ミルクカップを外すと"Cheers!"というセリフが流れます。
セリフは、日本語にはない英語の音が強調されていたり、絵本同様に頭韻/脚韻など英語らしいリズムを含んだりしています。
具体的には、例えばこれらのセリフがあります↓
"T, t, t, t, Tomato Jelly"
"Wibbly, woblly jelly"
"Pull, pull an apple"
なお、セリフ(日本語訳つき)は全て"Parents' Support"に載っています。
遊んだ後は、紙製の「おかたづけボックス」へ収納できる様になっています。
中は、どこに何をしまえば良いか、写真が印刷されていてわかりやすくなっています。
「おかたづけボックス」を裏返すとテーブルのデザインになっており、乾杯や食事などの「ごっこ遊び」ができます。
下の写真は、ゼリー&ミルクカップの裏面。
マイリズムプレーヤー専用ディスクと同様、それぞれ異なる出っ張りがあります。
これらの出っ張りの違いにより、マイリズムプレーヤー側で何が乗っているか識別している様です。
大きさは、子どもの口どころか大人の口にも入らない大きさ。
子どもが飲み込む心配はなさそうです。
なお、公式サイトや紹介映像では4つのゼリーを積み重ねていますが、大人でも苦戦するかもしれません(^_^;)
ゼリーの頭がデコボコしており、安定しません。
底が不安定&一番高さがあるApple Jelly(黄色いの)を一番下にすると、成功しやすい気がします。
Parents' Support
今号のねらいと、親子での取り組み方/子どもへの教え方が書かれています。
冊子ではなく、横長の紙1枚をじゃばら折りしたもの。
エデュトイの組み立て方/取り扱い説明も有。
今回もページ数の割に濃い内容で、特に「お子さんのよくある反応別 5月号の3つの関わり方」が勉強になりました。
1. 集中力が続かず、テレビの前から離れてしまう
2. (マイリズムプレーヤーの)蓋の開け閉めや曲送りが楽しいだけのようで、曲を最後まで聞かない
3. どんどんページをめくってしまい、英語の音を聞いてくれない
我が子は3月開講号で2.のパターンでしたが、回答そのままの変化が起きました。
この〈こどもちゃれんじぷち English〉を始めるにあたり、
「英語教育の知識や経験がない自分が、どのように英語を教えれば良いか?」
「まだ日本語すら話さない我が子に英語を教えても、効果がわかりにくい」
という不安がありましたが、この"Parents' Support"を読むと、
「今は、まだ英語を『勉強』する時期ではない。英語に『慣れ親しむ』のが大切」
と考えるようになりました。
DVD
これについては別記事に書きましたので、そちらをご覧ください。
子どもの反応(届いてすぐ)
3月開講号の当初の反応とは逆で、DVD△/エデュトイ◎でした。
詳しくはDVDのレビューに書きますが、DVDの前半"Fun Time"は、これまでと異なりお芝居やストーリーアニメ中心で1コーナーが長く、我が子は途中で飽きてTVの前を離れてしまいました。
Emma(エマ)お姉さんが登場するとニコニコしながら戻ってきたので、Emmaお姉さんが好きなのかもしれません。
後半の"Play Time"は、これまで通り歌中心の構成だからか、最後まで集中して見ていました。
前半パートも、3月開講号のマイリズムプレーヤーの様に、しばらくすると興味を持つ様になるかもしれません。
"The Jelly 4!"は、今のところ今号で一番のお気に入り。
私が新しく届いたディスクをマイリズムプレーヤーに乗せても、我が子がすぐに外してゼリーを乗せ、流れるセリフをニコニコ楽しそうに聴いています。
また、予想通り(?)、ゼリーを〈こどもちゃれんじ ぷち〉4月号のエデュトイ「おしゃべりシュッポ」に乗せようとしていました(^_^;)
マイリズムプレーヤーとおしゃべりシュッポは、同じ仕組みなのです。
もちろん相互使用はできず、ゼリーが大き過ぎてシュッポの荷台に乗りませんでした。
そして、「ごっこ遊び」は、まだ我が子には早く、理解できていない様です。
絵本は案の定、ページをどんどんめくったり好きなページに戻ったり。仕掛けをパタパタして遊んでいます。
早生まれでも大丈夫?
我が子は現時点で日本語の発語すらまだですが、5月号も問題なく楽しんでいます。
1才になったばかりの子でも、全くついていけず使えないという事はないと思います。
「お勉強」ではなく、英語の歌、手遊び、お芝居やアニメを通して「英語に触れて楽しむ」教材なので、発達状況に関係なく取り組めます。
ただ、"The Jelly 4!"を使った乾杯や食事の「ごっこ遊び」は、まだ理解できないかもしれません。
感想まとめ
公式サイトや〈こどもちゃれんじ ぷち〉同封のチラシを見て予想していたのと、大きなギャップはありませんでした。
5月号も、子どもが英語という言語を好きになれる様に工夫されている印象です。
5月号の全ての教材においてThe Jelly 4推しなので、このキャラクターが気に入るかどうかで、子どもの反応がだいぶ変わってくるかもしれません。
〈こどもちゃれんじ〉は基本的に「しまじろう」推しで、〈ぷち English〉3月開講号もそうだったのですが、5月号ではThe Jelly 4>しまじろう、でした。
以上、〈こどもちゃれんじぷちEnglish〉5月号の、届いた当初の感想でした。