個人の感想です

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こどもちゃれんじすてっぷEnglish3月開講号レビューその3。DVDについて

年中向け英語教材〈こどもちゃれんじすてっぷ English〉3月開講号について、2021年度版の詳細な紹介をしていきます。 

 

その1(今号の概要、ぼうけんブック、Steppie Pen & Book)はこちら

その2(キッズせんようリモコン、保護者向け手引き、EGG PAINTING STICKERS)はこちら 

 

この記事では、インタラクティブDVDについて書いていきます。

 

 

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概要 

今号のテーマに沿った歌や劇、アニメ等が収録。

リモコンを操作して取り組む英語ゲームも有。

 

最新号DVDの一部コーナーのサムネイルが、会員向けサイトで見られます。

(サムネイル表示だけなら受講していなくてもOK。偶数月8日に次の号へ更新)

 

kodomo.benesse.ne.jp

 

アプリからも観られる

会員向けサイトに加え、今年度からは「しまじろうクラブアプリ」というアプリでもDVDの映像(リモコンコーナー除く)を観られる様になりました。

 

デジタルワークはなし

日本語の〈すてっぷ〉と異なり、「しまじろうクラブアプリ」ではDVD映像(リモコン使用コーナー除く)の視聴しかできません。

その分、DVDディスクではリモコンを使って取り組むゲームがあります。

 

3つの番組が収録

〈ほっぷ English〉とは構成や(しまじろう以外の)出演者も一新され、3番組構成。

 

・クイズにちょうせん(&次号等の告知映像)

 

・えいごを いってみよう

 

・えいごで あそぼう

 

番組の雰囲気も大きく変わり、Eテレの子ども向け英語番組に近いかもしれません。

また、〈ほっぷ English〉までとは異なり、英会話を学ぶコーナーが多くなりました。

 

1コーナーあたりの時間は短いです。

とはいえ、3番組全部で約45分あり、一気に観せると子どもの集中が切れてしまうので、1回につき1番組ずつ観せています。

最後は各番組同じコーナー3連続(共通コンテンツ)ということからも、1回につき1番組ずつ観ることを想定していると思われます。

 

出演者

保護者向け手引き"Parents' Support"にも、保護者向けの出演者紹介有。

 

しまじろう

〈こどもちゃれんじ〉といえばこのお方。

3番組全てに登場。

 

Ribby(リビー)

クイズコーナーやしまじろうのアニメに登場。

魔法が使えるカエル(擬人化)で、アニメでは2足歩行できる。

日本語も話す。 

 

Dr. Radley(ラドリー博士)

「えいごで あそぼう」に登場。

英語で科学を教える。

 

Dean(ディーン)

「えいごを いってみよう」に登場。

Step Avenue(すてっぷ大通り)の劇場に住んでいる。

 

Emily(エミリー)

 「えいごを いってみよう」に登場。

日本語も話す。

 

演じているのは、英語コンサートのNancy(ナンシー)と同じEmily Reams(エミリー・リームズ)さんと思われます。

(Nancy役はMiki Clark ミキ・クラークさんとのダブルキャスト

 

sukima55.hatenablog.com

 

Kiko

〈ほっぷ English〉から続投。

〈すてっぷ English〉では、アルファベットコーナーに登場。

演じているのは、Kiko Wilson(キコ・ウィルソン)さん。

 

字幕/吹き替え

字幕は、メニュー画面で「あり」or「なし」を選択可能。

日本語吹き替えはありませんが、DeanとDr. Radley以外は日本語のセリフもあり、視聴者への問いかけは基本的に日本語です。

 

チャプター選択

〈ほっぷ English〉DVDと異なり、チャプター選択はできません。

ただ、メニュー画面の「リモコンコーナーだけを見る」では、リモコンを使用するコーナーだけがチャプター選択で見られます。

 

オープニング

※このコーナー中はチャプター移動不可

 

DVDを再生すると、注意喚起映像(日本語の〈すてっぷ〉DVDと同じ)に続いて流れるMV。

しまじろうが、〈ほっぷ English〉のテーマソング(英語)を歌う。

途中で他の出演者も合流し、各々自己紹介をする。

 

当記事最後で紹介している体験映像にも収録。

 

このオープニングが終わるとメニュー画面へ。

 

クイズに ちょうせん(18分38秒)

Ribbyによる英語クイズ等。

 

1. Let's Start!

Ribbyが"I want..."と欲しい果物を言った後、視聴者へ日本語で「僕の欲しいものわかるかな?」と問いかける。

(クイズではなく、すぐに次へ移る)

 

2. Steppie's Story: Let's Find the Cat!

今号の教材"Steppie Book"の2〜4ページをアニメ化。

 

しまじろう達が、風船を追って外へ逃げ出した猫のLucy(ルーシー)を探しに行く。

Lucyは、風船を追いかけながら何度も"I want the balloon!"と言う。

(擬人化されていないのに、人間の言葉が話せる…!?)

 

最後に、Ribbyがしまじろうへ両手で抱える位大きい卵をプレゼントする。

(実はこれ、エンディングの伏線)

 

"Steppie Book"と異なり、クイズはなし。

 

Ribbyのポシェットに描かれている顔のイラストの表情が、場面に応じて変わる。

 

3. Let's Chant!: What Do You Want?

同タイトルの英語の歌のMV。

"What Do You Want?"に続き、apple等の果物の名前を英語で答える歌詞。

 

4. リモコンのつかいかた

しまじろうが、「キッズせんようリモコン」を実演。

使い方や注意点の説明。

 

5. しまじろうと おはなし「パフェを つくろう」【リモコン使用】

※このコーナー中はチャプター移動や早送り/早戻し不可

 

Ribbyのクイズコーナー。

しまじろうが"I want a XX(果物名)!"と言い、XXを視聴者がリモコンで選択する。

続いて、今度はRibbyが欲しい果物を選択。

正解すると果物がスライスされ、パフェにトッピングされる。

間違えると残念なBGMが流れ、「正解はこれだよ」とナレーターが正解を教えてくれる。

 

最後は、視聴者がパフェにトッピングしたい果物を1つ自由に選択。

選択すると、女の子の声で"I want a XX(果物名)!"と流れる。

 

6. Vocabulary: Small Animals

動物のアニメとともに"It's a XX(動物名)!"というナレーションが流れる。

 

7. Vocablary Quiz「いきものクイズ」【リモコン使用】

英単語のリスニングクイズ。

しまじろうが汽車に乗っており、線路の分かれ道でどちらへ進めば良いかを視聴者(子ども)がリモコンで選択する。

 

音声で流れる英単語に合う絵の看板がある線路を選択すると、無事先に進める。

間違えると、「正解はこれだよ」とナレーターが正解を教えてくれる。

 

続いて、同様のクイズがあと2問。

 

最後に、1.からここまでに登場した英語のフレーズや単語の一部が、ダイジェスト映像とともに流れる。

 

共通コンテンツ

ステッピーペンで あそぼう

子ども向けに、ステッピーペンおよび"Steppie Book"の遊び方を説明。

 

It's a Happy Year

同タイトルの英語の歌のMV。

しまじろうが歌に合わせてダンス。

歌詞は、1〜12月を英語名で言っていく内容。

 

エンディング【リモコン使用】

2.でしまじろうがもらった卵から、小さな熊(妖精?)のYippy(イッピー)

が生まれる。

 

その後、Yippyと視聴者で某国民的アニメの様なジャンケンゲームをする。

自分(視聴者)がどれを出すかをリモコンで選択。

全て英語で進行。

 

おしらせ

次号の英語玩具、有料オプションサービス「しまじろうTALK」、英語コンサートの告知。

 

えいごを いってみよう(9分21秒)

Dean & Emilyによる英語ショート劇など。

 

1. Let's Start!

Emilyが持っているクッキーを、しまじろうとDeanが"More, please."と言いながら次々食べる。

その後、Emilyが日本語で視聴者へ「今日は、もっと欲しい時の言葉を英語で言うよ!」と言う。

 

2. おうちで えいご "More, please."

しまじろうのアニメ。

 

しまじろうがお父さんに"More, please."と言ってホットケーキのお代わりを求め、お父さんがホットケーキを焼く…というのを何度も繰り返す。

 

当記事最後で紹介している体験映像にも収録。

 

3. しまじろうと もっと おはなし "More, please."【リモコン使用】 

視聴者視点で、しまじろうの家を訪問。

視聴者がしまじろうに"I'm XX(自分の名前)." "More, please."等英語のフレーズを言う時間があり、ゲージがなくなるまでの間、しまじろうが耳を傾けて待っていてくれる。

 

リモコンの決定ボタンでインターフォンを押すと、しまじろうが出てくる。

その後は、ケーキ作りor 電車遊びどちらかの遊びをリモコンで選択し、しまじろうと遊ぶ。

どちらの遊びでも、視聴者が"More, please."と言ってイチゴや電車レール等をしまじろうからもらう事を繰り返す。

 

しまじろうは終始英語を話すが、日本語のガイドに従ってしまじろうとの遊びを進めていく形。

 

当記事最後で紹介している体験映像にも、冒頭部分が収録(インターフォンは自動で押される)。

  

4. English Theater: More, please.【リモコン使用】 

カウボーイ(Dean)の劇 or プリンセス(Emily)の劇の2パターンあり、どちらを観るか視聴者が冒頭にリモコンで選択する。

 

どちらの劇も、"More, please."を何度も言って次々に牛乳やスイーツをもらう内容。

 

カウボーイの劇は、当記事最後で紹介している体験映像にも収録。

(子ども向けだからか、バーが舞台なのにお酒でなく牛乳を飲んでいます笑)

 

5. Let's Dance!: Hands UP, Hands Down

Dean & Emily、男の子の3名による、同タイトルの歌&ダンス。 

メロディは"♪ Open Shut Them"と同じで、歌に合わせて両手を上げたり下ろしたりする。

 

当記事最後で紹介している体験映像にも収録。

 

共通コンテンツ

「クイズに ちょうせん」と同じ映像。

 

えいごで あそぼう(23分49秒)

Dr. Radleyの科学コーナーや、Kikoのアルファベットコーナーなど。

 

1. Let's Start!

Dr. Radleyが英語で、今日はanimal sounds(動物の鳴き声)を研究している旨を言う。

2.でしまじろうが日本語訳を言うので、Dr. Radleyが何を言っているかわからなくてもOK。

 

2. Dr. Radley's Lab: Animal Sounds【リモコン使用】 

しまじろうが、1.でDr. Radleyが言っていた内容を日本語で言う。

以降は全て英語で進行。

 

"Whose is it(誰のかな)? ♪"と歌った後に何の動物の鳴き声かを答える2択クイズ×2問。

視聴者がリモコンで回答を選択する形式で、選択肢は動物の写真やイラストで出る。

(大人の私でも難しかったです笑)

 

最後は、Dr. Radleyとしまじろうによる、このコーナーのテーマソング&ダンスで締め。

 

3. Fruit Song

アニメMV。

「♪ メリーさんの羊」のメロディで、果物の英語名を歌う。

今号の"Steppie's Book"でも聴ける。

 

当記事最後で紹介している体験映像にも収録。

 

4. Colors

真っ白な戦隊ヒーロー風のキャラが、赤/青/黄/オレンジ/緑/ピンク/紫のプールに飛び込んでその色になり、色の英語名を言って決めポーズ。

 

5. The Alphabet Story: A B C D E F G

〈ほっぷ English〉から継続の、しまじろうとThe Alphabet Monsters(アルファベットモンスター)のアニメ。

全て英語。

 

The Alphabet Monstersは、各アルファベットに目と鼻(必要な時は手腕も)が付いて擬人化されたキャラクター。

 

アニメは、穴深くに落ちてしまったThe Alphabet Monstersを、しまじろうが助け出すお話。

〈ほっぷ English〉に登場したWooly(ウーリー)とSunny(サニー)もゲスト出演。

最後は皆で"♪ The Alphabet Song"(ABCの歌)を歌って締め。

 

当記事最後で紹介している体験映像のThe Alphabet Monstersは以前のバージョンで、現在のキャラクターデザインとは異なる。

現在のアルファベットモンスターは、〈ほっぷ English〉年間ラインナップの11月号&1月号で見られる。

 

www2.shimajiro.co.jp

 

6. Let's Play with the Alphabet

Kikoのアルファベットコーナー。

Kikoとしまじろうによる実写劇。

セリフは日本語と英語交じり。

 

消えてしまっている文字が何のアルファベットかを、"♪ The Alphabet Song"を歌いながら探していくお話。

 

7. English Sounds 「w の おと」

引き続き、Kikoのアルファベットコーナー。

今度は、wの発音練習。

Kikoが、wの口の形を作るコツを説明。

 

その後、唇の擬人化キャラクター(アニメ)が登場し、Kikoの説明を歌にして歌う。

(上唇に眉目鼻口が…!?)

 

そして、w単音や、wで始まる英単語の発音練習をする。 

 

共通コンテンツ

「クイズに ちょうせん」と同じ映像。

 

おたのしみ(1分12秒)

2018年度(さらに前?)から継続して、"Everyone is Special"のMV。

Youtubeにも有。

 

www.youtube.com

 

感想

〈ほっぷ English〉からガラッと変更。でも子どもはあっさり受け入れる

〈こどもちゃれんじ English〉最初の講座である〈ぷち English〉〜〈ほっぷEnglish〉はずっとEmma & Bob(エマ&ボブ)が登場していましたが、〈すてっぷ English〉になって出演者が大幅刷新。

しまじろう以外は出演者が変わりました。

 

3年間Emma & Bobコンビに慣れ親しんでいた私としてはショックが大きかったのですが、子どもは柔軟だからか、あっさり新しい出演者を受け入れています。

 

クイズにノリノリ!

リモコンで答えるクイズを、子どもが大ハマり。

これ目当てにDVDを見ていると言えるかもしれません。

答えて正解するのが嬉しい様です。

 

学習内容は英会話メインに

〈すてっぷ English〉全体のテーマでもありますが、DVDも、歌&ダンスから英会話に中心が移りました。

 

学習するフレーズが、この年頃の子どもが実生活で使う機会が多そうな"More, please.(もっとちょうだい)"なのも良いです。

 

クイズがある分〈ほっぷ English〉から難易度UP?

登場する英語自体は年少向け〈ほっぷ English〉と大差ないのですが、クイズがある分、難易度が上がった感があります。

〈ほっぷ English〉までは、視聴者は受け身(?)でただ観ていれば良かったのですが、〈すてっぷ English〉では、クイズに答えたり、英語のフレーズを言ったりする事を求められます。

 

とはいえ、求められる英語レベルは、英語学習が初めてでも大丈夫かと思われます。

Ribbyのクイズで聞かれる果物の英語名は、その前のコーナーで登場します。

 

画質が…???

少なくとも役者さん達が出てくるコーナーは、昨年どころか、もっと前に収録したと思われる画質でした。

(カウボーイの劇は、一昨年にはYoutube公式チャンネルにありました)

 

我が家は大型テレビで観ているためか、画質の粗さが気になります…。

ただ、子どもは全く気にしていない様ですし、Webやアプリで観る分には私も気になりません。

 

このご時世なので、新規収録は難しいかと思いますが…。

 

テレビなし家庭にはきついかも?

前述の通り、DVDの売りの1つである「リモコンを操作して取り組むゲーム」 はDVDディスク限定。

 

よって、家にテレビがなく、Webの会員向けサイトやアプリでの視聴のみという家庭だと、その分観られるDVDのコーナーが減ってしまいます。

リモコンゲームもできませんので、そこをどう取るかですね…。

 

受講していなくても今号のDVD映像が観られる!

Youtubeの公式チャンネルに、体験映像としてDVDの一部がUPされています。

内容は、今号のDVDに収録されているものばかり。

 

当ブログの紹介文章よりも実際に映像をご覧いただいた方がわかりやすいので、良かったらご覧ください。

 

www.youtube.com

 

 

次のレビューその4では、3月開講号全体の感想を書きます。