しまじろう英語コンサート概要。コロナ前との変更点は?(2021年6月更新)
ベネッセの乳幼児向け英語ステージショー「しまじろう英語コンサート」の、概要やコロナ前との変更点についてレポートします。
- 「しまじろう英語コンサート」とは?
- 2歳までなら膝上鑑賞すれば無料
- 出演者は?お姉さん&お兄さんは誰?
- 〈こどもちゃれんじ English〉やWorldwide Kidsを受講していなくても大丈夫?
- 公演中子どもがぐずっても大丈夫?
- セリフは全部英語?リスニングに自信がないが大丈夫?
- コロナ前との変更点は?
- 会場へ行くにあたっての準備について
- 会場現地での事について
「しまじろう英語コンサート」とは?
ベネッセの乳幼児向け英語ステージショー。
「コンサート」という名称ですが、実際は、英語の歌やダンス、クイズを織り交ぜた舞台劇(キャラクターショー)です。
生演奏が聴けるわけではありません。
「しまじろう」と名がついている通り、〈こどもちゃれんじ〉のメインキャラクターであるしまじろうが登場します。
また、ベネッセの乳幼児向け英語教材である〈こどもちゃれんじ English〉やWorldwide Kidsのキャラクター達も登場します。
例年、夏/冬の2回公演があり、日本各地を巡業します。
会場は、いずれも室内の多目的ホールです。
2歳までなら膝上鑑賞すれば無料
3歳未満=2歳11カ月までの子どもは、子ども分の席を確保せず大人の膝上で鑑賞すれば無料(チケット不要)です。
3歳以上は、大人の膝上で鑑賞しても、子ども分のチケットを購入する必要があります。
出演者は?お姉さん&お兄さんは誰?
出演者は、以下の5名。
日本語の「しまじろうコンサート」よりも少ないです。
・しまじろう
・Beepy:〈こどもちゃれんじ ぷちEnglish〉〜〈ほっぷ English〉のキャラクター
・Mimi:"Worldwide Kids"のキャラクター
・Nancy(ナンシー):日本語と英語両方のセリフ有
・Andy(アンディー):セリフは英語のみ
NancyとAndyは担当役者さんが2名ずついて、演じる方が会場により異なります。
告知映像やポスター等に出ているのは、メインキャストの方々。
NancyのメインキャストはMiki Clark(ミキ・クラーク)さんが固定で担当されていますが、他のキャストは公演により変わります。
Miki Clarkさんは、日米ハーフとのこと。
日本語のセリフもあるお姉さん役は、〈こどもちゃれんじ English〉同様、日本×英語圏ミックスのバイリンガルの方がされる様です。
また、2021年度からは〈こどもちゃれんじ ぷち English〉のアプリ配信動画にも出演されています。
〈こどもちゃれんじ English〉やWorldwide Kidsを受講していなくても大丈夫?
内容は、受講していなくてもついていけるものになっています。
ただ、〈こどもちゃれんじ English〉もWorldwide Englishも受講した事がない子どもにとっては、知っている出演者がしまじろうのみで戸惑うかもしれません。
(しまじろうも知らない子どもならなおさら)
また、英語に慣れていない子どもも戸惑うかもしれません。
詳細は後述しますが、セリフがほぼ全て英語であるためです。
公演中子どもがぐずっても大丈夫?
公演中も客席は終始ざわざわしており、ステージの音が大きいため、声を張り上げなければ多少おしゃべりしたりぐずったりしても大丈夫な雰囲気です。
また、観客は小さい子ども連ればかりのため、お互い様という雰囲気です。冷たい目線を向けられる事もありません。
とはいえ、ギャン泣きし始めたら、さすがに退席してロビーに出た方が良いかと思います。
セリフは全部英語?リスニングに自信がないが大丈夫?
要所要所で日本語も交じりますが、ほぼ全て英語です。
〈すてっぷ English〉のDVDと同程度の比率と感じました。
ただ、ストーリー上重要なセリフや観客への呼びかけは、日本語でセリフを言う事がありました。
(例:お姉さんが英語で言ったセリフをしまじろうが日本語で言い直す)
話すスピードや明瞭さも〈すてっぷ English〉のDVDと同程度でしたので、普段〈こどもちゃれんじ English〉やWorldwide KidsのDVDについていけているなら大丈夫だと思います。
とはいえ、英語が聞き取れない人向けのフォローとして、入場時に手渡されるパンフレット(無料)に劇のあらすじ&劇中のクイズ内容が日本語で書いてあります。
コンサート内容が盛大にネタバレしていますし、漢字が使われており読みがなも振られていないため、パンフレットは大人向けと思われます。
大人は、英語が聞き取れなくてもこのパンフレットを読めば大丈夫です。
子どもについても、英語を理解していなさそうなら、大人がパンフレットを見ながら子どもに日本語で説明すれば良いかと思います。
(公演中でも、大声でなければ多少おしゃべりしても大丈夫な雰囲気です)
コロナ前との変更点は?
我が家は2018年夏冬・2019年夏冬の公演にも参加しています。
その経験を踏まえ、コロナ前からの変更点を紹介します。
外国人スタッフがいなくなった
英語コンサートの売りの1つだった「ロビーでの外国人の先生との英会話コーナー」が、なくなりました。
それどころか、スタッフは日本人ばかりで、外国人らしき方は見かけませんでした。
その代わり、以前は英会話コーナーに参加するともらえたスティッカーは、入場時に全員配布される袋に入っています。
また、Youtubeの〈こどもちゃれんじ〉公式チャンネルに、英会話コーナーをアニメにした動画が公開されています。
(英語コンサートのチケットを購入していなくても視聴可能)
クイズコーナーがなくなった
英語コンサートでは、毎回観客が答えを叫んでしまじろう達に教えるクイズコーナーがありましたが、これもなくなっていました。
その代わり、2021年夏公演では、蝶々を探して指差すコーナーがありました。
座席は1つずつ空けて座る形式
複数枚チケット購入でも、1席ずつ空けての販売でした。
日本語のしまじろうコンサート(2021年夏)では、複数枚購入の場合は連番で、各組間が1席ずつ空く形だったのですが…。
現地では、我が家含め、皆親子隣り合って座っていました。
小さい子どもにとって、「この席は購入していないから」と親の席から1席空けて座るのは難しいです…。
会場へ行くにあたっての準備について
ベビーカーで行っても大丈夫?
大丈夫です。ベビーカー置き場が用意されています。
実際、我が家も以前ベビーカーで行きました。
ただし、帰りは、皆が一斉に帰る&大量に置かれているベビーカーの中から自分達のを探して取り出す事になるため、結構大変でした。
もしベビーカーで行くなら、自分達のだとわかる様に、ワイヤーロックを付けたり、目印を付けたりすると良いです(フックやドリンクホルダー等)。
また、会場によっては、建物出入口の扉前後に階段があり、ベビーカーを持ち上げる必要があって地味に大変でした。
(階段が数段程度だからかスロープもない)
オススメの持ち物はある?
教材のしまじろう人形(「Sing & Talk しまじろう」)やMimiのパペットを持っているご家庭がチラホラいます。
コンサートグッズの様な物なので持って行かなくても問題ありませんが、「しまじろうコンサートに行く」という意識は高まります。
会場現地での事について
2階席にも出演者は来る?
以前は、毎回劇の話の流れで誰かしら2階席に来ていたのですが、このご時世だからか今回は誰も来ませんでした。
近くに来たら、小さい子どもは触りたがりますしね…。
座高を上げる子ども用クッションはある?
映画館によく置いてある、子ども用クッション。
「しまじろうコンサート」の会場にはありません。
我が子は102cm/16kgですが、1人で座席に座ると座高が低すぎて舞台が見えづらく、親の膝の上に座らせると親の足が痛くなってきてしまう…という状況で、結局立って見ていました。
曲目や現地の具体的な様子については、各公演のレポート記事をご覧ください。
(2019年以前の公演は現在と運営方法が異なっているため、ご注意ください)
以上、しまじろう英語コンサートの概要でした。