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こどもちゃれんじすてっぷEnglish7月号レビューその2。DVDについて

年中向け英語教材〈こどもちゃれんじすてっぷ English〉7月号について、2021年度版の詳細な紹介をしていきます。 

 

その1(今号の概要、ステッピーブック)はこちら

 

この記事では、インタラクティブDVDについて書いていきます。

 

 

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概要と仕様

今号のテーマに沿った歌や劇、アニメ等が収録。

リモコンを操作して取り組む英語ゲームも有。

 

最新号DVDの一部コーナーのサムネイルが、会員向けサイトで見られます。

(サムネイル表示だけなら受講していなくてもOK。偶数月8日に次の号へ更新)

 

kodomo.benesse.ne.jp

 

アプリからも観られる

前項で紹介している会員向けサイトに加え、今年度からは「しまじろうクラブアプリ」というアプリでもDVDの映像(リモコンコーナー除く)を観られる様になりました。

 

デジタルワークはなし

日本語の〈すてっぷ〉と異なり、「しまじろうクラブアプリ」ではDVD映像(リモコン使用コーナー除く)の視聴のみ。

その分、DVDディスクにリモコンを使って取り組むゲームがあります。

 

収録時間 

1コーナーあたりの時間は短いです。

とはいえ、3番組全部で約45分あり、一気に観せると子どもの集中が切れてしまうので、1回につき1番組ずつ観せています。

最後は各番組同じコーナー3連続(共通コンテンツ)ということからも、1回につき1番組ずつ観ることを想定していると思われます。

 

字幕/吹き替え

字幕は、メニュー画面で「あり」or「なし」を選択可能。

日本語吹き替えはありませんが、DeanとDr. Radley以外は日本語のセリフもあり、視聴者への問いかけは基本的に日本語です。

 

チャプター選択

〈ほっぷ English〉DVDと異なり、チャプター選択はできません。

ただ、メニュー画面の「リモコンコーナーだけを見る」では、リモコンを使用するコーナーだけがチャプター選択で見られます。

 

テレビなし家庭にはきついかも?

前述の通り、DVDの売りの1つである「リモコンを操作して取り組むゲーム」 はDVDディスク限定。

 

よって、家にテレビがなく、Webの会員向けサイトやアプリでの視聴のみという家庭だと、その分観られるDVDのコーナーが減ってしまいます。

リモコンゲームもできませんので、そこをどう取るかですね…。

 

出演者

保護者向け手引き"Parents' Support"にも、保護者向けの出演者紹介有。

 

しまじろう

〈こどもちゃれんじ〉といえばこのお方。

3番組全てに登場。

 

Ribby(リビー)

クイズコーナーやしまじろうのアニメに登場。

魔法が使えるカエル(擬人化)で、アニメでは2足歩行できる。

日本語も話す。 

顔型のポシェットを下げており、場面に応じてポシェットの表情も変化する。

 

Dr. Radley(ラドリー博士)

「えいごで あそぼう」に登場。

英語で自然科学を教える。

 

Dean(ディーン)

「えいごを いってみよう」に登場。

Step Avenue(すてっぷ大通り)の劇場に住んでいる。

 

Emily(エミリー)

 「えいごを いってみよう」に登場。

日本語も話す。

 

演じているのは、英語コンサートのNancy(ナンシー)役、Emily Reams(エミリー・リームズ)さんと思われます。

(Nancy役はMiki Clark ミキ・クラークさんとのダブルキャスト

 

現在公演中の英語コンサートのレポート記事はこちら↓

 

sukima55.hatenablog.com

 

Kiko

〈ほっぷ English〉から続投。

〈すてっぷ English〉では、アルファベットコーナーに登場。

演じているのは、Kiko Wilson(キコ・ウィルソン)さん。

 

収録内容

本編は3番組構成で、いずれも、今号の学習テーマであるフレーズ(決まり文句)が繰り返し登場。

 

本編の他に、

 

・「おたのしみ」:オリジナル曲 "♪ Everyone is Special"のMV

・リモコンの使い方ガイダンス

・リモコン操作するコーナーのみを再生

 

がある。

 

DVDを再生すると注意喚起映像→オープニング→メニュー画面の順に流れ、注意喚起映像とオープニングは飛ばせない。

 

また、各番組の最後に、今号の英語玩具の実演映像とエンディング(サ○エさん的なジャンケンゲーム)が流れる。

これらの映像は3番組とも同じ。

 

本編の3番組の内容は以下の通り。

 

クイズに ちょうせん

一部コーナーで、視聴者(子ども)がリモコンで回答を選択する英語クイズがある。

クイズは日本語で出題。

 

今号では以下の内容が収録。

登場する英単語が今号のワークブック"Steppie Book"と重複しているため、クイズに取り組む前に"Steppie Book"で英単語を学習しておくのがオススメ。

 

・"Steppie Book"収録の人魚のコーナーが原作(?)のストーリーアニメ

・今号のフレーズ"This is...."を使った昆虫の英語名紹介&聴き取りクイズ

・海の生き物達が英語名で自己紹介

・英単語の聴き取りクイズ

 

また、エンディングの後に以下の告知が流れる。

 

・次号教材

・オプションのオンラインレッスン講座「しまじろうTALK

・しまじろう英語コンサート

 

えいごを いってみよう

今号のテーマになっている英語フレーズを学ぶアニメや実写劇、英語の歌など。

視聴者へ、実際に英語のセリフを言ってみる様に振る場面も有。

 

今号では以下の内容が収録。

一部コーナーの内容は今号の英語玩具「ろくおんフォン」と重複。

 

・今号のフレーズ "It's too cold." "It's too hot."が登場する劇やアニメ

・タイムゲージがなくなるまでに"It's too hot."等の英語のセリフを言う

・"♪ Seven Steps" や "♪ I've Been Working On the Railroad(線路は続くよどこまでも)" のMV

・英語で注文

 

えいごで あそぼう

英語で自然科学を学ぶコーナーや、アルファベット、英語の発音講座など。

3番組中最もハイレベルと思われる。

 Dr. Radley(ラドリー博士)の自然科学のコーナーはクイズの出題文以外全て英語で、アルファベットの聴き取りクイズ、発音練習も有。

 

・キャンディショップでキャンディ作りを英語実況&何のキャンディかの英語クイズ

→キャンディショップは実在のお店、papabubble(パパバブレ)。

 

www.papabubble.jp

 

・英語で数を数えながら、いくつまで積み上げられるか挑戦(最大15まで)

 

・"♪ ABC Song"のMV

 

・各アルファベットをキャラクター化した「アルファベットモンスター」のアニメ

→26の文字それぞれが異なる顔立ちになっていたり個性が異なっていたりして、アルファベットに愛着が持てる様になっている。

 

・アルファベットの聴き取りクイズ

 

・"L"の発音練習

→Kikoの解説&実演や、歌に合わせて舌の動きの練習。 

 

・リモコンで好きな色を選ぶ

→選択すると、その色の英語名が読み上げられる

 

感想

今号のフレーズが繰り返し出てくるので覚えやすい

DVDでは、今号のフレーズ "This is...." "It's too hot (cold)." が複数のコーナーで繰り返し出てきます。

そのためか、子どもはDVDをながら聴きしていても、いつの間にか今号のフレーズを覚えていました。

英語クイズですぐに正解したり、しまじろう達と同時にフレーズを言ったりする様になりました。

今号の他の教材でも同じフレーズが登場するので、なおさら覚えやすかったと思われます。

 

他の教材で学習した事の復習&実践をする位置付け?

3月開講号から抱いていた感想ですが、DVDは、クイズや実際に英語を言ってみる場面がある点から、他の教材(ワークブックや英語玩具)で学んだ英語をアウトプットする位置付けだと感じます。

 

〈すてっぷ English〉には、デジタルワークはありません。

しかし、子どもがDVDを見ながら実際に学んだ英語を口にしたり英語クイズに正解したりしているのを見る事で、学習効果を実感できます。