こどもちゃれんじすてっぷを約1年受講した感想(総合コース)
2021年度〈こどもちゃれんじ すてっぷ〉総合コースを、4月号から1月号まで受講した感想を書いていきます。
講座概要
〈こどもちゃれんじ すてっぷ〉は、ベネッセの年中向け月刊通信教材。
「総合コース」「思考力特化コース」のどちらかを選択して受講します。
我が家が受講している「総合コース」は、映像教材※+エデュトイ(知育玩具)+ワーク教材(紙/デジタル両方)が届きます。
※2023年度から、映像教材はDVD→専用アプリでの配信のみになるとのこと。
2022年度の講座案内はこちら↓
2022年度の総合コースは、4月号のエデュトイが電子玩具「ひらがな なぞりんパッド」からアナログの「ひらがな なぞりん」になった以外、2021年度と同様の教材が届く様です。
〈すてっぷ〉総合コースはどの様な家庭に向いているか
私は主に以下の4つの動機で受講を決めましたが、実際に受講して満足しています。
そのため、これらの動機を持つご家庭にオススメです。
・全く勉強しないまま入学は不安なため、ゆるくて良いので家庭学習させたい
「小学校受験はせず教育熱心というわけでもないが、入学前に、机にじっと座って勉強する事に慣れさせたい」ご家庭。
次項の通り、〈こどもちゃれんじ〉には、勉強に嫌なイメージを持たせないための工夫が満載です。
ただ、鉛筆の持ち方練習は年少向け〈ほっぷ〉で行い、〈すてっぷ〉にはありません。
また、この様な動機はあっても、勉強は年長からで良いという考え方もあるかと思います。
・勉強に嫌なイメージを持たせたくない
他社教材と比較して、〈こどもちゃれんじ〉は特に「子どもが楽しみながら勉強できる」点が強みと感じています。
子ども心をよくわかっていると思わせる工夫満載です。
ワークはオールカラーですし、映像教材やエデュトイで遊びながら学べます。
しまじろうをはじめとしたキャラクターも多数登場します。
・年中の時期に何を/どの程度/どの様に教えれば良いのか、学習ガイドが欲しい
毎月届く教材をこなしていれば(少なくとも公立小の入学準備は)大丈夫、という安心感があります。
教え方も、年中児に合わせたものになっており、親としても教え方の勉強になります。
・自宅時間の暇つぶしが欲しい。勉強にもなるならさらに良い
我が家はこれも大きかったです。
総合コースだと毎月知育玩具が届くので、親の罪悪感が少ない暇つぶしネタを与えられます。
文字の読み書きの目標レベル
ひらがな/カタカナともに読みの練習があり、ひらがなは、濁音や促音等含め一通り読めるレベルまで学びます。
書きは、なぞり練習のみ。
何もない所に書く練習は、年長向け〈じゃんぷ〉で行う様です。
詳しくは、公式サイトの「キッズワーク年間カリキュラム」をご覧ください。
ワークの難易度
感じ方は個人差が大きいと思われますが、全体的にやさしめと感じます。
じっくり考えさせる問題が少なめで、シールを貼って回答する等、遊び感覚でできます。
「勉強に嫌なイメージを持たせない」という観点で見ると、「できた!」という経験を積みやすく、ちょうど良い難易度です。
ただ、年度末になるにつれ、ゆっくり難易度が上がっている印象です。
じっくり考えさせる問題が良いなら、オプションコースである知育プラスのワークに、その様な問題が多数あります。
受講しての感想
お勉強が楽しくできた
前述の通り、ワークは子どもが楽しんで取り組める様な工夫がこらされています。
しまじろう達が登場したり、1問終える度に表紙へキャラクターのシールを貼ったりします。
おかげで、我が子も自主的にワークに取り組んでいます。
また、アプリ配信のデジタルワークも、ゲーム感覚でできるからか、配信日にすぐ終えてしまう程お気に入りです。
ひらがな/カタカナが読める様になったのは〈すてっぷ〉のおかげ
読み方を聞かれた時に親が教える事もありましたが、ひらがなを一通り読める様になったのは、〈すてっぷ〉の教材のおかげです。
厳密には、ひらがな50音の読みは〈ほっぷ〉のエデュトイ「ひらがなパソコン」で覚え、促音(「っ」等)/濁音(「ば」等)/半濁音(「ぱ」等)は〈すてっぷ〉の教材で読める様になりました。
また、カタカナはまだ読めない文字もありますが、〈すてっぷ〉の教材で徐々に読める文字が増えています。
エデュトイは知育玩具のお試し版
〈すてっぷ〉に限りませんが、エデュトイは良くも悪くも市販の知育玩具の簡易版。
そのため、我が子が気に入って物足りなさそうなら、本格的な市販の知育玩具を購入するという形を取れました。
ギャンブル的な感覚で市販の物を購入して、子どもが全然遊ばず後悔…という事態が防げて良かったです。
以上、2021年度〈こどもちゃれんじ すてっぷ〉総合コースの感想でした。