個人の感想です

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こどもちゃれんじ展レポート。昔のエデュトイを遊べる貴重なイベント

2019年3月30日に東京・二子玉川で開催された「こどもちゃれんじ展」へ行ってきましたので、内容をレポートします。

 

昔の〈こどもちゃれんじ〉のエデュトイ(知育玩具)で自由に遊べるコーナーや歴代の「しまじろうパペット」もあり、興味深いイベントでした。

 

 

 「こどもちゃれんじ展」とは

〈こどもちゃれんじ〉開講30周年を記念して、歴代の教材の展示など歴史の振り返りをする展示会。

 

〈こどもちゃれんじ〉会員(受講者)向け「しましまサポーター」のメールマガジンのみで告知したと思われます。 

抽選に当選した180組限定の完全招待制で、このメールマガジン経由での応募でした。

 

なお、会場は、東京の二子玉川(ふたこたまがわ)駅そばにある「iTSCOM(イッツコム)スタジオ&ホール 二子玉川ライズ」というイベントスペースでした。

 

当日、フジテレビのニュース番組「PRIME news evening」でも取り上げられました。

 

www.fnn.jp 

DVDでおなじみの人形達がお出迎え

会場に入ると、〈こどもちゃれんじ〉DVDで登場するしまじろう達の棒つき人形がお出迎え。

スタッフの方いわく、DVDで使われている実物とのこと。

 

写真撮影および撮影した写真のネットでの公開OKとのことなので、以下、写真とともに紹介します。

 

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DVDで見る限りパペット人形位の大きさのイメージでしたが、実物はもっと大きかったです。

しまじろうは、「しまじろうパペット(最新型)」の1.5倍はありました。

 

我が家はまだ〈ぽけっと〉までしか受講していないので、とりっぴい/にゃっきい/ガオガオさんの棒つき人形は初めて目にしました。

また、周囲にあった、◯ョロ◯ョロの様な卵型の生物が何なのか気になりました…。

 

〈こどもちゃれんじ〉創刊号実物の展示

前述のフジテレビニュースにも映っていましたが、31年前(※)の〈こどもちゃれんじ〉創刊号実物の展示がありました。

当初は1コースのみで、年少〜年長の3学年全体を対象にしていたとのことです。

 

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表紙に全くしまじろう要素がないですし、ビデオテープでもなく音声のみのカセットテープだったのですね。

 

私は受講しませんでしたが、この頃に〈こどもちゃれんじ〉を受講していて懐かしく感じる親御さんもいらっしゃるかと思います。

 

※ 「30周年」は2018年度のことを指します。〈こどもちゃれんじ〉開講は1988年4月号のため、2019年4月で31周年を迎えました。

 

〈こどもちゃれんじ〉絵本バックナンバーが自由に読める

入って最初の通路沿いに本棚があり、〈baby〉〜〈じゃんぷ〉の絵本が昔のものから2018年度のものまで並べられていました。

絵本は全てではなく、各年代(?)からピックアップして置いている形。

自由に閲覧可能。

 

とはいえ、2歳の我が子が折ったり破ったりしないか心配で、あまり落ち着いて見られませんでしたが…。

その様な心配がないもう少し大きいお子さんとなら、ゆっくり見られたかと思います。

  

歴代の「しまじろうパペット」展示。最新型だけ明らかに違う!

〈こどもちゃれんじ ぷち〉(以下〈ぷち〉)のいずれかの号を受講すると届く「しまじろうパペット」。

〈ぷち〉を代表する教材ともいえますが、歴代のパペット実物が並べられていました。

 

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最新型(向かって一番右)だけ明らかに異なりますね(笑)

最新型は2018年度(=2016年度生まれ向け)からのものですが、顔のパーツが全て刺繍になり、現在のアニメの顔立ちにだいぶ近くなりました。

また、こうして並べてみると、頭が大きくなった一方、全身のサイズは少々コンパクトになった様です。

 

2000年代のエデュトイで遊べるコーナー

個人的に一番興味深かったのが、昔のエデュトイコーナー。

なんと、子どもが自由に棚から取って遊べるコーナーになっていました。

 

前述のフジテレビのニュースにも何点か映っていましたが、30年前のものはなく、2000年代のものばかり。

といっても、もう約15年前のものなので、デザインに若干懐かしさを感じました。

 

〈ぷち〉のあのエデュトイの原型!?

この3月まで〈ぷち〉を受講していた身として特に興味深かったのがこちら。

 

10月号の「リトミックドラム」の原型と思われるおもちゃ。

当時は〈ぷちファースト〉(※)のエデュトイだったとのこと。

 

※ 以前あったコースで、〈ぷち〉の直前、1歳になる年度の1月号〜3月号のみのコース(現在の「1歳のおたんじょうび特別号」が後継?)。

 

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そして、現在は「リトミックドラム」をレンジに見立てて兼用で遊べる「おとで なりきり キッチンセット」の原型と思われるものも。

 

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そして、歯みがきごっこ用の犬のパペットもありました。

 

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歯の部分を強調したためか、頭が割と大きめです。

現在の〈ぷち〉にはこの様な専用のパペットはなく、しまじろうパペットに布製の歯ブラシを使って歯みがきごっこをします。

 

あのキャラ達のパペットも!?

みみりん&とりっぴいのパペットも発見。

〈baby〉や〈ぷち〉ではなく、年長向けの〈じゃんぷ〉の教材という点にも驚きました。

説明書きによると、保護者ではなく、子ども自身が動かしてお芝居ごっこをするとのこと。

 

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〈こどもちゃれんじ〉の歴史年表&歴代の映画ポスター展示

〈こどもちゃれんじ〉の歴史をたどるコーナーもありました。

前述の創刊号ではカセットテープだったのが、CD→VHS(ビデオテープ)と来て、2004年度から現在と同じDVD形式になったとのこと。

しまじろう達のイラストにも、時代を感じました。

 

Beepyが分裂!?

しまじろうプレイパーク」にあった、子どもが乗れるBeepy(ビーピー)(※)もありました。

しかも4台!

 

※〈こどもちゃれんじ English〉オリジナルキャラクターで、車に変身できます。

 

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なお、写真はありませんが、座席の足元にはちゃんとペダルもありました。

 

しまじろう映画&コンサートの放映

巨大なスクリーンで、しまじろうの映画(現在公開中のもの含む)やコンサートのダイジェスト映像が流れていました。

また、〈こどもちゃれんじ〉テーマソング「♪せかいは パラダイス」MVの、様々な言語のバージョンも流れていました。

そして、現在公開中の映画のパネル(映画館にあるのと同じもの?)も置いてありました。

 

〈こどもちゃれんじ〉最新号のエデュトイでも遊べる

最後の出口手前には、最新号である2019年4月号の〈こどもちゃれんじ〉〈こどもちゃれんじ English〉の全教材が置いてあり、自由に遊べるコーナーがありました。

我が子含め、多くの子ども達が長時間このコーナーで遊んでいました。

 

まだ受講していない上の学年のコースの教材を手に取れる機会はなかなかないので、興味深かったです。

我が子が受講する頃には教材が変わっているかもしれませんが、雰囲気はつかめました。

 

絵本やDVDは、次(年少向け)の〈ほっぷ〉以降、だいぶ雰囲気が変わる様です。

DVDはいわゆる「お姉さん」がいなくなり、絵本も、〈ぽけっと〉よりさらに市販の幼児向け雑誌に近い印象を受けました。

 

〈ぷち〉4月号のエデュトイもあったので見てみましたが、「しまじろうパペット」「おしゃべりシュッポ」は2018年度と同じものでした。

「はみがきミラー」は、大幅リニューアルし、ボタンと鏡が同じ面になっていました。

その分、鏡が小さくなり、子どもの口元だけをピンポイントで映す形になっていました。

 

全体の感想

個人的に興味深い展示ばかりで、抽選に申し込んで行ったかいがありました。

「教材マニア」とまではいかないにせよ、毎号の教材1つ1つのねらいや作り等に興味があるので(私が)、特に、昔の教材を自由に手に取って現在のものと比較できるのが楽しかったです。

 

我が子も、対象年齢問わず様々なエデュトイでたっぷり遊ぶことができ、喜んでいました。

 

事前応募で当選したグループのみの招待制だったためか、お客さんがあまりおらず、思う存分見たり遊んだりすることができました。

 

昔のエデュトイは普段倉庫に眠っているとのことでしたが、せっかくなので、またこういう機会があると良いなと思います。

 

 

以上、こどもちゃれんじ展のレポートでした。