こどもちゃれんじぷちEnglish 1月号DVDの感想
〈こどもちゃれんじぷち English〉1月号教材のうち、DVDについてレビューします。
DVD以外の教材や同封物、全体の感想については別記事に書きます。
※2018年度版のレビューです。2019年度以降は変更になる可能性があります。
DVDの概要
〈こどもちゃれんじぷち English〉では、英語の歌やダンス、手遊び、英語の音やリズムを学ぶコーナーが中心。
〈こどもちゃれんじEnglish〉共通のテーマである「英語に慣れ親しむ」内容です。
9月号からは"Fun Time(まねっこあそび)"に"Fun Time 2(ダンス)"が加わり、"Play Time(おやこあそび)"を合わせた3部構成へ変更されました。
"Fun Time"の1と2は、連続再生可能。
音声/字幕言語
音声は英語のみ。
ただし、時々日本語のセリフがあります(お姉さん&しまじろうのみ)。
特に、視聴者(子ども)への呼びかけは日本語でする事が多いです。
(これは〈こどもちゃれんじEnglish〉の特徴でもあります)
なお、「おしらせ(次号以降のCM)」は日本語で流れます。
字幕は「あり」or 「なし」or「日本語訳」が選べます。
(字幕なしにしていても、歌が流れる際は英語で歌詞字幕が出ます)
お姉さん&お兄さん
Emma(エマ)お姉さん:Ayaka Wilsonさん
Bobお兄さん:Bob Werlyさん
<Fun Time 2のみ>
Kikoお姉さん:Kiko Wilsonさん
Mr. Brake(ブレイク):Randy Brakeさん
お姉さん役のお2人は同じ名字ですが、それぞれの片方の親御さんの国籍が異なりますし、血縁関係はなさそうです。
Ayaka Wilsonさんは日本とカナダのハーフで、日英バイリンガル。
2008年公開の映画『パコと魔法の絵本』で有名になった方です。
Bob Werlyさんは米国出身で、2018年に日本人の方と結婚され、現在は東京で活動中。
ご本人の公式サイトによると、TOEICのナレーター(問題文を読み上げるネイティヴスピーカー)も経験されているそう。
インスタに、度々〈こどもちゃれんじぷち English〉の収録裏話を投稿されています。
Kiko Wilsonさんは日米ハーフで、同じく日英バイリンガル。
〈こどもちゃれんじEnglish〉の、〈ぷち〉より上の学年向けの講座のお姉さんでもあります。
2017年3月までEテレ「えいごであそぼ」に出演していた他、2017年度までベネッセ英語コンサートのお姉さんも演じていました。
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Randy Brakeさんも米国出身。
元々サーカスのクラウンとして活躍されていたからか、このDVDでもコミカルな演技です。
なお、Bob WerlyさんやRandy Brakeさん、および英語コンサートに出演しているMiki ClarkさんやPhilip Cさんは、同じ事務所に所属しています。
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登場キャラクター
日本語の〈こどもちゃれんじ ぷち〉やTVアニメのしまじろうと異なります。
基本的には以下の4名が登場します。
Shimajiro(しまじろう)
〈こどもちゃれんじ〉といえばこのお方。
日本語と英語を使い分けるが、声に違いを感じさせないのがすごい。
〈こどもちゃれんじ〉のしまじろうの年齢は受講対象年齢と同じという設定のため、本講座では1〜2歳。幼稚園児設定のTVアニメ版よりも声が幼く、棒つき人形やアニメでは身体もTVアニメ版より小さい。
Chirpy(チャーピイ)
「チャチャー!」と鳴く。英語しか話さない。
Beepy(ビーピー)
二足歩行の動物(?)の女の子。車に変身できる。英語しか話さない。
Speedy(スピーディー)
11月号からFun Time 2のアニメに登場。電車の男の子。英語しか話さない。
ネットでも見られる(おでかけDVDサービス)
会員専用サイトで、DVDと同じ映像が見られます。
(受講中の講座のみ)
ただし、DVDと異なる点があるので注意が必要。
・字幕表示はできない
・今号の映像しか見られない(奇数月8日頃更新)
・「さいしょから みる」は、Fun Time 1のOpeningからPlay Timeの最後まで全て続けて流れる
・「すきな ところから みる」は1コーナー単位でしか再生できない
・「おしらせ」はなし
受講していなくても、DVD映像のサムネイルが見られます↓
DVDの内容
Fun Time 1 「まねっこあそび1」(11分24秒)
Opening: Can You? You Can!
毎回共通の映像。実写の歌&ダンス。
振り付けはclap(手拍子)やturn around(その場で回る)といった簡単なもので、テンポもそれ程速くないため、1歳児にも真似しやすい。
※DVDのチャプター選択(「好きなところから見る」)では再生できない(選択不可)
1. This is the Way We Wash Our Face
マザーグース(英語の童謡)"♪ This is the Way We Wash Our Face"に触れるコーナー。
5月号の英語玩具(「マイリズムプレーヤー」専用ディスク)にも収録されている歌だが、それとは"This is the way"部分のリズムが若干異なる。
Emmaお姉さんが冬の寒い朝に川から水を汲んできて、この歌をBGMに顔を洗う。
その後、この歌を歌いながら踊るEmmaお姉さんの後ろで、しまじろうやChirpyも同様に洗顔する。
(彼らは人形だからか、実際には洗顔する「フリ」)
"We wash our face on a cold and frosty morning"という歌詞を再現?
2. Fun Favorites "Drums"
Emmaお姉さんが樽に皮を張ってドラムを作り、Bobお兄さんが完成したドラムを手で叩く。
(ドラムというよりコンガに見えますが…)
3. Can You Try?
2.の続き。
Emmaお姉さんとBobお兄さんが、2.のドラム(というかコンガ)を叩きながら"♪ Can You Try?"という歌(オリジナル曲?)を歌う。
その後、今度はダンスをしながらこの歌を歌う。
振り付けは、ゆっくりしたリズムに合わせて太ももを叩いたりジャンプしたりするもので、オープニング曲"♪ Can You? You Can!"に近い。
4. English Sounds "m"
特定の英語の音を取り上げて触れるコーナー。
今回は、"m"を使った以下のフレーズがテーマ。
"The monky mashes potates."
"Mash, mash."
"The monkey made mashed potatoes."
これらのフレーズに沿った内容のアニメの後、Bobお兄さんの発音実演映像(ジェスチャー付き)が流れる。
5. Rock, Scissors, Paper
「♪グーチョキパーで何作ろう」の英語版"♪ Rock, Scissors, Paper"に触れるコーナー。
英語玩具"Sing & Talk しまじろう"にも収録されている歌。
Bobお兄さん/しまじろう/Chirpyで歌いながらダンス。
歌のテンポはややゆっくりめ。
↓
しまじろうが熊の編みぐるみを持参、Chirpyも熊のかぶり物(猫用のかぶり物みたいなもの)をして再登場し、もう1度歌&ダンス。
↓
Emmaお姉さんが棒付きの蝶(作り物)を持って登場し、"Flap, flap"と言う
↓
場面が切り替わり、親子モデル(母&双子)が今号の英語玩具の実演。
「この歌は今号の英語玩具にも収録されているので、流して踊ろう」という内容
6. Come, Come, Spring
Emmaお姉さんが日本語で「みんなで春を呼ぼう」と言い、同タイトルの歌&ダンス。
Bobお兄さんも後ろでドラムを叩いている。
振り付けが海外の民族舞踊っぽい。
Ending
毎回共通の映像。
実写パートの登場人物達が"See you!"と挨拶。
Emmaお姉さんのダンスがかわいい。
7. お知らせ
次号〈こどもちゃれんじぽけっと English〉3月号の予告。
英語玩具実物を使った人形劇で、内容も英語玩具でできるごっこ遊びを劇にしたもの。
※会員専用サイトにはUPされておらず、スキップされる
Fun Time 2「まねっこあそび2」(13分15秒)
Kikoお姉さん/Skyla(スカイラ)という女の子/Mr. Brake/しまじろう(人間の大人サイズ)/Beepy(棒つき人形)による英語の歌&ダンスが中心。
Skylaは10歳位に見えるが、Kikoお姉さんの娘(という設定)らしい…!
Fun Time 1やPlay Timeとは出演する人間や撮影場所、歌の雰囲気も異なり、さながら別講座の様。
実写パート出演の人間3名は〈ぽけっと English〉のメインメンバーで、〈ぷち English〉にはFun Time 2のみ登場。
Opening
導入アニメーション。
これからKikoお姉さんの家を舞台にした劇が始まるという内容。
1. Yummy Food
Kikoお姉さんがオムレツをテーブルに並べ、視聴者に語りかける(日本語セリフ有)
↓
Skyla/しまじろう/Beepyも登場し、皆で"Yummy"と言いながらオムライスを食べる
↓
同タイトルの歌&ダンス映像。この歌は今号の英語玩具にも収録。
2. Yummy! Munch! Munch!
しまじろうファミリー&Beepyのアニメ。
しまじろうの家で皆がハンバーグを食べる。
誰かがモグモグすると他の誰かが"Munch, munch"と言い、モグモグした人(?)が"Yummy!"と言う。
途中、同タイトルの歌が流れる。
3. The Fruit Song
1.の続き。
今度はMr. Brakeというお兄さん(?)が来訪。
Mr. Brakeがウォッシュボードという楽器を鳴らしながらカゴから次々に果物を取り出し、その度にそれぞれの英語名を皆で言う
↓
同タイトルの歌&ダンス。Mr. Brakeは後ろでウォッシュボードを演奏。
今号の英語玩具にも収録されている歌。
映像は異なるが、この歌はYoutubeの〈こどもちゃれんじ〉公式チャンネルにもUPされている
↓
場面が切り替わり、親子モデル複数組が同タイトルの歌&ダンス。
「この歌は今号の英語玩具にも収録されているので、流して踊ろう」という内容。
親子モデルは、母子だけでなく両親&子どもや祖母&子どものグループも。
4. Speedy Deliverry!
Speedyのアニメ。しまじろうやBeepyも登場。
また、今号の英語玩具「くだものピース」が実写で登場する。
このアニメ、実はYoutubeの〈こどもちゃれんじ〉公式チャンネルでも見られるので、内容はそちらでご確認ください。
Ending
Openingと同様の、締めのアニメーション。
※会員専用サイトにはUPされていない
5. おしらせ
Fun Time 1と同様〈ぽけっと English〉3月号の紹介だが、映像は異なる。
親子モデルの実演で、Beepyに今号の「フルーツボックス(おかたづけBOX)」を乗せて配達ごっこもできるという内容。
※会員専用サイトにはUPされていない
Play Time「おやこあそび」(14分7秒)
※Openingはなし
1. One, Two, Three, Four, Five [Step 1]
冒頭、Emmaお姉さんが日本語で導入ナレーション。
最終号にして初の川ロケ!
Bobお兄さんが川で釣りをする
↓
Emmaの家で落ち込むBobお兄さん。
後ろでChirpyが陽気にルアーをtenまで数える
↓
しまじろうが登場し、Bobお兄さんが同タイトルの歌を歌い釣りで起こった出来事を伝える
(=歌の歌詞通り、魚を釣ったが右手の小指を噛まれて逃したという話)
なお、この歌は5月号の英語玩具(「マイリズムプレーヤー」専用ディスク)にも収録されている。
2. One, Two, Three, Four, Five [Step 2]
同タイトルの歌の音(イントネーション)の強弱を、Chirpyのアニメを使って表現する。
Chirpyが円を描く様に飛び、音が強くなる所で着地。
(例えるなら、音楽の指揮のイメージ)
これまでは歌の1フレーズのみだったが、最終号だからか一曲丸々Chirpyの動きで表現。
後述するYoutube体験映像に、このコーナーのサンプルがあります。
(11分52秒〜)
3. One, Two, Three, Four, Five [Step 3]
しまじろうが「Bobが魚になるよー。僕、捕まえる!」と日本語で言い、Bobお兄さんと同タイトルの歌を使った手遊びをする。歌はChirpy。
1回歌った後、魚役と捕まえる役を交代しもう1回行う。
その後、場面が切り替わり、ネイティヴスピーカー親子が手遊びの実演。
4. English Sounds "n"
Fun Time 1の"m"と同様。
今回のフレーズは…
"The newt has a noodle on his nose."
"Nibble, nibble."
5. My Words "Fruit"
"It's red."等リンゴの形態実況の後、"♪ The Fruit Song"がMV付きで流れる。
映像は"Fun Time 2"とは別。
冒頭の形態実況は、1月号の紹介動画にも一部収録(0:10〜)。
6. How to Play "Yummy Fruit"
Bobお兄さんが、今号の英語玩具「くだものピース」と"Sing & Talk しまじろう"を使っての食べさせ遊びを実演。
その後、親子モデルの実演(前項の1月号紹介動画と同じ映像)。
7. Daily Phrases
しまじろうファミリーの棒つき人形劇。
日常英会話を学ぶコーナーで、最初と最後にテーマ曲が流れる。
今回は、他のコーナーや今号の英語玩具と連動し、果物を食べて"Yummy!"と言うお話。
しまじろうのママが様々な果物(今号の英語玩具「くだものピース」に登場する果物)を持ってきて、しまじろうやパパが食べる。
"Is it yummy?"と聞かれたら"Yummy!"と返事をする。
8. Skidamarink
マザーグース"♪ Skidamarink"の歌&ダンス。
冒頭、Emmaお姉さんが日本語で「おうちの人と やってみてね」と言う。
最初はEmmaお姉さん&しまじろうで歌&ダンス。
途中からBobお兄さんとChirpyも加わる。
このコーナーは〈こどもちゃれんじぷち English〉DVDの最後のコーナーだからか、お別れの挨拶に代えて(?)、歌の後で1人1人がアップになり"I love you."のセリフを言い、最後に全員で"We love you! Bye bye!"と手を振る。
※Endingはなし
9. おしらせ
〈ぽけっと English〉5月号の紹介。
英語玩具の親子モデルによる実演。
※会員専用サイトにはUPされていない
おたのしみ(歌&ミュージックビデオ/1分9秒)
毎号共通の、オリジナル曲のミュージックビデオ。
今号は”Everyone is Special”のみ。
Everyone Is Special
振り付けは、少なくとも1歳児には難しい。
Youtubeの公式チャンネルにも動画&日本語字幕有。
歌もしまじろうの横で踊っているのも、Emmaお姉さん(Ayaka Wilsonさん)。
(髪や衣装がEmmaお姉さんの時と全然違うのでわかりにくいですが…)
Fun Time 2が〈ぽけっと English〉と同じ?
Fun Time 2は、"Speedy Delivery!"以外、2018年度〈ぽけっと English〉特別号(※)DVDに収録されていた映像と思われます。
(以前の号も、Fun Time 2は〈ぽけっと English〉からの転用ではという疑念がありますが…)
おそらく2019年度からは特別号がなくなるため、2019年度〈ぽけっと English〉DVDとはかぶらなさそうです。
※〈ぽけっと English〉 2018年3月開講号申込者向けに2018年2月まで有料販売していた準備号。2018年度に〈ぷち English〉が新規開講されたため、2019年度からはなくなると思われる(「3月まで待ちきれないなら〈ぷち English〉を受講してね」という形式へ変更)。
DVDの感想
今号も英語に慣れ親しむための工夫満載
最終号である今号のDVDも、このコースの目的である「英語に慣れ親しんでもらう」ための工夫が感じられました。
英語の歌&親子でできる手遊びを通して、「英語=楽しい」というインプットができ、英語に苦手意識を持たない様になっています。
そして、随所に同じ単語が繰り返し登場し、その言葉の意味を学べる様になっています。
1月号でいうと、"Yummy(おいしい)"や果物(今号の英語玩具に登場する物のみ)の名前が、これでもかというくらい随所で登場します。
また、日本語の〈こどもちゃれんじ ぷち〉と同様、その号の他の教材と連動した内容も盛り込まれています。
最終号ならではの内容はなし
〈こどもちゃれんじぷち English〉は今号で最後ですが、1年間のおさらいや、出演者からの最後の挨拶はありませんでした。
Play Timeの最後のコーナーで長めの"Bye-bye"をしていたため、これが最後の挨拶なのかもしれませんが…。
個人的には、3月開講号の冒頭の様に、実写パートの舞台"Rainbow Forest"での実写劇で締めて欲しかったです。
私は実写パートのカントリー調の世界観やほのぼのした雰囲気が好きなので、寂しく思います。
1月号同封の〈ぽけっと English〉案内を見ると、引き続きEmmaお姉さんやChirpyが登場するコーナーがありそうなので、今後も会えるのを期待しています。
Youtubeで体験映像が見られる!
Youtubeの〈こどもちゃれんじ〉公式チャンネルで、DVD映像(一部)が見られます。
受講していなくても誰でも見られますので、「実際のDVDを試しに子どもへ見せたいけれど、資料請求はちょっと…」というご家庭はぜひ。
2019年度の体験動画(TRIAL DVD)というタイトルですが、中身は2018年度DVDの抜粋。
(という事は、2019年度DVDも同じ内容…???)
毎号共通のOpeningの他、基本的に3月開講号〜7月開講号の映像が抜粋されています。
Bobお兄さんの"p" "b"の発音コーナーは結局体験DVDにしか収録されませんでしたが、このBobお兄さんの発音コーナー"English Sounds"自体は、5月号から毎号ありました。
当ブログでは、言葉だけでもDVDの内容が極力伝わる様詳細に書いていますが、やはり実際の映像を見た方がわかりやすいので、受講を検討されている方はこの動画を一度見てみる事をオススメします。
以上、参考になれば幸いです。